- 作詞:飯田 亮
- 成立:大正時代後期
秀麗高き富山や 紺碧深き岩井濱 堺を占むる水泳部
日影月影清くして 晝三伏の暑さなく 九夏の夜も夢やすし
朝に迎ふる富士の峰 夕に送る富の鐘 晴れては泳ぎ雨に読む
浮世の夏も白波の 寄する渚の友千鳥 喜び多きまどい團欒かな
時こそ来れ赤帝の 威はたけくして焔吐く いざや試さん腕の冴
怒涛狂乱何かある 海国男児の奮闘を 見せばや三芳野健男児
嗚呼勇ましの水練よ 渚の戦果てぬれば 心さやかに身も軽く
意気天を衝く思ひあり 沖にはなほも白波の われて砕けて玉と散る
トップページに戻る